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ふと空を見上げると綺麗な空だったので
思わず写真を撮ってしましました。

そして

ふと、彼の事を思い出したのです。



自分が心から尊敬した彼の事を…
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彼と初めて出会ったのは自分がPTを始めて組んだ時でした

初めて組んだPTにはスタも居たんですが
スタが落ちる前に、スタ自信の代わりにスタの友人であった
彼をPTに呼んでくれたのです。


名は「けんおー」


自分と同じ牛使いでLVも一回り高く
話をしていると楽しく、また落ち着いた雰囲気で
自分にとっては尊敬する方になったのです。

それからしばらくの間は最初に組んだPTのメンバーで
狩りとかをやったり、パラダイスの隅っこのほうで
雑談したりと色々とやっていました。


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そんな中で
皆で狩りに出かけてしばらく時間が経過し
皆が次々と落ちていく中、自分とけんおーさんの
二人だけになり、狩りをやめて少し雑談する事になったのです

でんちにとってTSが始めてのMMORPGであることや
昔のけんおーさんと似た境遇であるスタが心配な事
…といった色々な事を話したのです


その中で、普段から狩りや色々な事で世話になっているので
彼に彼に感謝の気持ちを込めてお礼を言ったのです。
そしていつかお礼をしたいとも言いました。

すると彼は、こう言いました。



「別に気にしないで、自分が好きでやってることなんだし」

「それに、でんちが将来強くなったときに、でんちの周りで
困っている人がいたら、助けてあげるようにして。
それが自分にとっての恩返しになるからさ^^」



この言葉を聞いて、自分は彼の事を
更に尊敬するようになったのです。
たとえさっきの台詞が、けんおーが彼の師匠から受けた
受け売りだとしても、自分にとっては心を動かされたし、
一つの目標もできたのです。

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しかし、しばらくして彼は来なくなりました。

リアが忙しいのか、
それともこの時期に出来たファンタジアの鯖で
頑張っているのか…

連絡をつけたくてもつける術がなく、
自分が彼が再びINするのを待つしかありませんでした。

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それからまた数日後

夏休みイベントの真っ最中で彼の事を
少し諦めかけていたときでした。

モスモスのさなぎがまったく発掘できず
本気で泣きそうになったその時



FLの彼の名前が光ったのです。



それを見た瞬間、自分はドリルをやめて
即座にメモを送ったのです。

忘れられてるかもしれない…
返ってこないかもしれない…
という気持ちがあったにしろ、それでも送りました。

そして、返事が返ってきました。

覚えていてくれました。
本気で嬉しかったです。

それで、堀を忘れてメモを送る事数回

だべってた皆の事
自分が課金服とかもっているかとか
レベルが上がったかどうかとか…

色々とメモを送ったのです

そして既に堀を諦めてた状態だったので直接彼へ
会いに行きました。


久々に見た彼の姿
それはそれで嬉しいものがありました。

そして彼を落ちる間際に
「後でプレゼント箱を見てみて^^」
と行って落ちました。

それで自分は即座にマイショップへ行き
プレゼント箱を見ました。
するとそこには…


ブルーテーピングパンツがありました。


自分が白の課金服を着ていると
聞いてかどうかはわからないけど、
「青も合うかもしれないから気分によって変えてよ^^」
とメッセージと主に送られていました。

そして…嬉しさのあまり自分は泣き出してしまいました。

彼が戻って来た事
久々に再会したにも関らずプレゼントをくれた事

そんな色んな思いが重なって泣き出しました。

「…また、一緒にプレイ出来るんだ…」

そう思うとTSでもリアルでも頑張っていける…
そんな気持ちでいたんです。


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しかし…それから3日後…



バイトから帰ってきてTSにINしてみると
前に友録した獅子さんから友録を消されたとの
メッセージがあり、ちとショックながら
本当に名前が消えているか確認したんです…

確かにその獅子さんの名前は消えていました。
そして…








彼の名前も消えていたのです…










一瞬、時間が止まったようにも思えました

けれど彼の名前はどこにもないのです。

友録削除されたのなら、
彼に消されたとの報告があると言う事は
さっきの獅子さんで学んだんです…


つまり






キャラデリしてでの引退…









また泣きました

悲しさもあったけど…悔しかったのです。

引退されるのなら、心からお礼を言いたかった
それが出来なかった事が悔しかったのです


もしプレゼントを自分にくれたのが、
今までの感謝の気持ちだったならと考えると…
本当に悔しくてたまりませんでした…


もしそこで引退する事に気づいていれば
礼を言えたかもしれないのに…


実際、リアルでも同じような事があったので
彼の行動に気づかなかった自分が
物凄く憎くて、悔しかったのです。


正直、その時自分も引退を考えました


あまりにものショックだった事と
牛を見ていると彼の事を思い出してしまうからです。


けれど…その時偶然にも会ったキュンちゃんや
黒やん(2人は現在休業中)に励まされて
そしてスタにも励まされ、結局頑張る事にしました。


もしあそこで引退したのなら、自分が味わった悲しみを
他の皆に味合わせてしまうと考えたからです。


そして…自分は彼の分も頑張る事にしました。

現在、牛がどんな境遇にあっても
牛を使い続けると決めたのは彼のお陰かもしれません。


そして…彼がいなくなったことで学んだことが一つ



悔いのないように、精一杯付き合っていくという事

いなくなってしまってからでは遅いから…
だから、いなくなる前に全力で付き合って
後悔しないようにしたいという事・・・

そういう気持ちを踏まえて今もプレイしています

しばらくしたら…TSプレイする時間も
なくなるかもしれませんが、
それでも自分はTSを、牛を使い続けて行こうと思います。

そして…彼に再び感謝の気持ちを送りたいです。